写真左:
メレーの入る部分を裏側から見ると蜂の巣状に抜いてあります(裏取り)。
見た目も美しく、余分な地金を取ることで石に多くの光が入り、より輝きを放ちます。
写真右:
石が留まれば見ることはできませんが、均等に作られた石座の爪は石に合わせてアゴが取られているので確実にフィットして石動き無く綺麗に留まります。
写真左:
石枠やメレー穴などが正確に左右対称に作られている
写真中央:
実際に編み込んであるかのような微細な文様の磨り出し
写真右:
立体的でリズミカルなラインの表現
タガネで彫られたラインが鏡面となり、ダイヤモンドを映して輝きが増すように仕上げています。
1ミリ程度のメレーダイヤモンドのカット面も揃える丁寧な仕事を致します。
ひねりが掛かった地金にもその流れを壊さずにラインを彫り、メレーダイヤモンドを留めています。
写真左:平面のパヴェ留め
メレーダイヤモンドが隙間無くキッチリと配置され、石の輝き、ズレなど無くダイヤモンドのテーブル面により一つの面が生まれ、輝きを放っています。
写真右:曲面のパヴェ留め
アールのついて面への石留めは、石の大きさ、配置などを綿密な計算と職人の経験が可能にしています(写真右)。